自由からの逃走
積極的な自由は全的統一的なパースナリティーの自発的な行為のうちに存する
エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」です。
有名な本で大学時代から読みたかったのですが、やっと読みました。
自分が職業人・会社員として職業/社会/ビジネス/会社に適応するために型にはまった/画一的な考え方をしていたことに気づかされました。
この本を読んで、自分らしく個性を発揮して生きていこうと思いました。自分が価値があると思い、やりたい/やるべきだと考えたことを自分の考えたやり方で表現していこうと思います。
印象に残った文章
・積極的な自由は全的統一的なパースナリティーの自発的な行為のうちに存する。(P284)
・自分自身でないことほど恥ずべきことはなく、自分自身でものを考え、感じ、話すことほど、誇りと幸福を与えるものはない。(P288)
・この疑いは分離と生の妨害から生まれたものであるが、強迫的にでも自動的でもなく、自発的に生きることができたとき、この疑いは消失する、かれは自分自身を活動的創造的な個人と感じ、人生の意味がただ一つあること、それは生きる行為そのものであることをみとめる。(P289)