「新しいアナリティクスの教科書」感想
新しいアナリティクスの教科書
Google Analyticsの見方も分かってきたところで、
「どのように分析すればよいか」「どのように施策を打てばよいか」の参考になる本を読んでいた。
新しいアナリティクスの教科書 データと経営を結び付けるWeb解析の進化したステージ[アナリティクス アソシエーション公式テキスト] (a2i BOOKS)
- 作者:アナリティクス アソシエーション
- 発売日: 2015/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
豊富な具体例
こちらの「新しいアナリティクスの教科書」は、具体例が豊富で分かりやすかった。
・ゲームの定着率を上げるには、友達数をKPIにする。
・BtoB商品のサイトからのリードは、期間がたってからアプローチする。
など、データをどのように活用するかが事例として載っていたので納得だった。
組織について
データ分析関連の書籍では組織体制について触れていることが多いのだが、今一、組織体制の重要さが分からなかった。
「分業体制を取ろう」とか当たり前ことを述べている気がしたからだ。
しかし、この書籍で、組織内での具体的な分析のプロジェクトの進め方に説明してくれているおかげで、必要な役割が見えて来た。
やはり施策の決定/予算は、部門のリーダーが決定しないといけないし、外部のベンダーは伴奏型のコンサル/ツールの設定にならざるを得ない。
これからの自分の取り組み
自分は、外部からデータ分析のサポートをしていきたい。
1.ツールの設定/システムを提供すること。
2.分析の仕方/結果の解釈の仕方を伝えること。
3.事例などを収集して、アイデアを提供すること。
を重点的にやっていきたい。