データサイエンスとデータドリブン経営

データサイエンス/デジタルマーケティング/データドリブン経営の書籍紹介・感想

2019-08-29から1日間の記事一覧

自由からの逃走

積極的な自由は全的統一的なパースナリティーの自発的な行為のうちに存する 自由からの逃走新版 (現代社会科学叢書) [ エーリッヒ・フロム ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 自由からの逃走 新版 作者:エーリッヒ・フロム 発売日: 1952/01/01 メディア: 単…

砂の女

(1)以前の感想 中学生の時に読んだときは、「砂の中に閉じ込められる恐怖感」、「村人の不気味さ」「砂の女の色気」「ラストの水の発見」が印象に残っていて、『不気味な小説』という印象でした。 (2)再読しての違い 「時代の古さ」 携帯電話、TV、パソコン…

香りと日本人

本の感想 ・日本に古来から香木があり、珍重されて香りの文化があったことを初めて知りました。 ・「源氏物語」の部分で異性を引き付けるのに「香り」を使っているのは、昔も今も変わらないということが分かりました。 ・「源氏物語」で匂いの描写を使って読…

寝ながら学べる構造主義

今の私の理解としては「人間の思考は構造にとらわれているから絶対的な真理というものはない。異なる構造の元では異なったことが真理となる。」という考えが構造主義ではないかと思います。(「寝ながら」のP16~の部分。) 私は「苫米地英人」や「ジェーム…

犬でもわかる現代物理

(1)全体的な感想 「ガリレオの指」「物理学者はマルがお好き」の2作で物理学の知識が増えてきたためか第1章、第2章のところまでは分かった気がしました。 第3章から挫折してしまって読んでいないのですが、私が驚いたところとして 量子の位置は特定で…

弓と禅

印象に残った箇所 ・序言 たえまない練磨の十年 →努力が重要だと思いました。 ・放れ あなたがあまりにも意志的な意志を持っていることが、あなたの邪魔になっているのです。あなたは、意志の行わないものは何も起こらないと考えているのですね。 意図を持つ…

海賊の経済学

サラリーマン企業とベンチャー企業 当時の商船は船主が船員を監視するために船長に絶対的な権限を与えていた。 船員は給料が変わらないため働くインセンティブが少なかった。現代のサラリーマンに似ている。 それに対して海賊は全員が成果を求めており、スト…

海の帝国

1.1 分析の観点 東南アジアの歴史をアメリカ/イギリス・オランダ・スペイン/中国/ブギス人との通商の関係に重点をおいて捉えている視点が面白かった。 国の単位でなく地域の単位で経済的な観点から分析するのは、大前研一さんが「新経済原論」などでよく…