弓と禅
- 印象に残った箇所
・序言
たえまない練磨の十年
→努力が重要だと思いました。
・放れ
あなたがあまりにも意志的な意志を持っていることが、あなたの邪魔になっているのです。あなたは、意志の行わないものは何も起こらないと考えているのですね。
意図を持つもの、無理をするものには、その時天地の間隙が決定的となり、その人は天と地の間の救われない中間に取り残されるのです。
あなたは正しく待つことを習得せねばなりません。
→無意識に・力まずにスーッとやることが重要だと思いました。
・自分自身からの離脱
途中ですでに心を集中して来なければなりません。この道場で行われることに焦点を合わせるのです。
→今まで隙間時間が勿体無いと思い、何か本を読むなどしようとしていましたが、次の準備に心を整えることが重要だと思いました。
・有心と無心
この笹のように一杯に引き絞って満を持していなさい。射が落ちてくるまで。実際射とはそんなものです。
まあ、じっと辛抱して、何が、どう現われてくるか、お待ちなさい。
目標への道は測量するわけにはいきません。
→無意識に全身が目標に向かっているということがあるのではないかと思いました。