データサイエンスとデータドリブン経営

データサイエンス/デジタルマーケティング/データドリブン経営の書籍紹介・感想

寝ながら学べる構造主義

今の私の理解としては「人間の思考は構造にとらわれているから絶対的な真理というものはない。異なる構造の元では異なったことが真理となる。」という考えが構造主義ではないかと思います。(「寝ながら」のP16~の部分。)

 

私は「苫米地英人」や「ジェームズ・スキナー」の自己啓発書をよく読むのですが、「我々はありのままの世界を見ているのではなく、RAS(網様体賦活系)によって自分にとって重要なものごとだけを選別して見ている」という意味のとこが書いてあります。なんとなくわかったような気がしていましたが、この本を読んで自分が「無意識」や「経済構造」「言葉」「文化」などの影響を無意識に受けていることがよくわかりました。

今まで、論理的に考えること(ロジカルシンキング)が重要と思っていましたが、そもそも前提となる認識が思い込みにとらわれていると、自分では正しいと思っていても間違ってしまうことがよくわかりました。

(気づいていない間違った思い込みをかなり自分がしているのだろうと痛感しました。)